鍔・小道具のページ
刀が好きでしたので、主に刀を、それも信秀と会津兼定を主に研究して来ました。
そんな中でも、縁あって集めた鍔小道具類が何点かあります。
ここではそれらをご紹介します。
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昭和五十年三月日・越後国三条市昭忠図案作製、依高橋好彫謹之、銘の鍔。
共箱に入っていて、箱の表に阿部昭忠の字で「下界眺望仏」とあり、蓋裏に上紀の作銘と同じ書き込みに続けて「七十六才」と書かれています。
薄めにになっている縁一面に布目で銀象嵌がある鍔で平戸住、明珎紀宗秋とありますますので、その古い鍔の裏に阿部昭忠が彫りをしたことになります。
昔、阿部さんがご健在の時には、しょっちゅう遊びに寄せて頂いていました。
佐渡鍔、佐州住利姓の鍔。
上の鍔は、鍛え肌のいわゆる練り物といわれる鍔です。
佐渡鍔、佐州住利姓の鍔。裏銘に六十六寿作之とあります。
上の鍔は、特に地鉄が黒く、艶があります。
佐渡鍔、佐州住利貞の鍔。
上の鍔は、越前の記内に良く似た構図がありますが、この鍔は良く似たそれらの構図の中では手の込んだ仕事をしています。
越前住記内の龍の鍔。
上の鍔は、地鉄が黒く、大振りで薄手な作りこみです。
京透かし鍔。
上の京透かし鍔は、影がついていて解りにくいですが、削り取って残された花模様が非常に薄く、難しい細工をしていると思います。
次郎太郎直勝の鍔。
明珍紀宗古の鍔。(「古」の字が不確かです)
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